中性脂肪とメタボリックシンドローム

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームことメタボと中性脂肪は切っても切れない関係にあります。
一般的にメタボと呼ばれる体の状態は、中性脂肪が体の中に増えすぎてしまった状態のことです。

中性脂肪とメタボリックシンドロームの関係

中性脂肪が増えすぎてしまったメタボ状態の体になってしまうと、様々な生活習慣病にかかる危険性が高くなってしまっています。

生活習慣病とは、日本ではかつて成人病と呼ばれた病気で、主に大人がかかる慢性的な疾患を指していました。しかし、子どもであっても、毎日の生活習慣が要因となって発生する諸疾病を指す為に、ひとくくりにした呼称であり、概念です。

 

ここで「生活習慣」が意味しているものは、食事の摂り方、水分の摂り方、喫煙習慣、毎日全く運動をしない生活を送っているなどを、全てひっくるめたものです。

ウォーキング

中性脂肪がお腹の中、つまり内臓周りにたくさん脂肪をつけてしまうと、お腹がとび出たメタボ腹になります。特に男性に目立つのがリンゴ型の肥満体形ということになります。

 

同じ肥満といっても皮下脂肪がたくさん付いているよりも、内臓脂肪と呼ばれる内臓周りにつく脂肪が増えてしまうのは、健康にとって非常に危険なことです。

 

中性脂肪が増えていくと、動脈硬化を引き起こす危険性が高くなります。

 

言い換えると、メタボをそのまま放置しておくと、動脈硬化から心筋梗塞や脳梗塞などを発症してしまう危険性が一段と高くなるわけです。

 

あなたも経験がおありでしょうが、中性脂肪が増えてしまう原因は食べ過ぎや飲み過ぎによるものです。

 

管理人も、こうした生活習慣から脱却する為に「食生活を変えて!」とよく病院で指導を受けてきましたが、結局日常的には外食が多く、家庭でも家内や妻や母の出す食事を食べるだけでした。食事の内容について栄養面から全く理解できていない生活ですから、男性の場合は私同様に食を改善することはなかなか容易ではないと想像します。

 

他人任せの食事を、どう変えていくかというところから始める必要に迫られます。
私が取り組んだのは、先ずは一品でいいから自分で料理をつくることからです。

 

わたしが始めたのはごぼう茶とごぼう料理でした。
ごぼう茶は、最初は買っていましたが、そのうち自分で作りました。⇒ ごぼう茶の購入とその作り方
そして、ごぼうの料理はきんぴらゴボウやポトフなど、どれでもいいから作ってみました。

 

するとどうでしょう、それまで停滞していた体重がぐぐっと下がり始め、壁だと思っていた66kgをなんなく割り込みました。ここから60kgまで落とすのは案外簡単でした。ちなみに、身長は172cmです。80kgもあったことが、うそのようです。

 

メタボ解消は、コツをつかんで継続して努力できるかです。コツは、持続するモチベーションの維持です。自分の体の変化を敏感に感じるには、どんな小さな変化も素直に好転反応の一つだと感じる感性がメタボ解消に役立ちます。

食習慣を変えて、中性脂肪を減らす

ここではメタボの人自らも料理をすることを念頭に入れながら、以下を綴ります。

 

中性脂肪を減らす為には、毎日の食事に気を配ることが最も大切です。
毎日の食事において肉を減らし、カロリーや油を抑えた食事を摂るように心掛けて下さい。
むしろ、肉に変えて大豆たんぱくをちゃんと摂ることが大切です。

 

背の青い魚(青魚)を食べると中性脂肪を減らす働きがあることから、積極的に食べるようにして下さい。
でも残念ながら、最近の人は魚を敬遠して、安易に肉食に走る人が多いんですよね。

マクガバンレポート: アメリカが国を上げて当時メタボが多いなど不健康な病気大国としての実情に危機感があったことから、1975年から77年までの2年間をかけて上院にマグガバン議員を委員長として「栄養問題特別委員会」を設置して徹底的に調査したものです。その調査に基づいて提出された国民の健康に関するものが、マクガバンレポートと呼ばれているものです。

 

しかし、報告の内容は、あまりにショッキングなうえに、心臓病死を50%減らすも目標を立てた「食事改善のガイドライン(Dietary Goal)」が示されていました。ここには当時肉食が常識だったにもかかわらず、それを減らせというので、全米の食育関連の生産・販売にかかわる人たちと、それを陰で操る飼料会社の利害が一致して猛烈な反対運動が起きました。
医師の説明


それにより、食事改善目標は大きく低レベルなものに変更されたり、そのレポートの生みの親・マクガバン氏は3年後の上院選挙で議席を失い、政治生命を断たれてしまいました。

 

正論が通るとは限らないお国の経済活動優先の事情なんですね。

 

しかし、こうした事はどの国にもあります。
わが国でも食品添加物を巡る問題も多々あり、健康を守れるのは、自分の知識だけです。

 

なお、参考までですが、今でも遺伝子組み換え食品が流通段階で混じりこんでいるといわれています。そしてTPPの結果、やがてが更に増えることが容易に想定されますが、一般市民の食生活や体ををさらに脅かすことになると思われます。

 

いずれにしても、見かけがメタボでなくても内臓脂肪の過剰な人は大勢います。あなたも会社のお付き合いや同僚とのお付き合いもあるとは思いますが、メタボリックシンドロームを意識しながら、外食時はもちろん、家庭でもアルコールや間食などもできる限り量を減らして、中性脂肪を減らすように努力しましょう。

 

中性脂肪は、ちゃんと気をつければ確実に結果がついてきます。ポイントを外している人は、体重を減らしてメタボ対策することがいつまでもできませんよ。

有酸素運動で中性脂肪を減らす

日頃からの運動不足は、代謝が上がらず中性脂肪が増える大きな原因の一つです。

 

「メタボ解消」というと、大抵は「そのためにも意識的に体を動かすようにして下さい。」などと安易に記されています。しかし、日頃、しかも何十年と中学や高校を卒業してから運動すらしていない人は、案外多いのではないでしょか。

 

管理人も同じでした。けして運動が苦手でもなく、むしろ特異な運動もあったくらいですが、ついつい遠ざかってしまうというのがわたしたちの日常生活のパターンです。

 

そこをどう克服していけるかが、まずは大きなポイントです。
ウォーキングするにも、ウォーキング用の運動靴もないというのではありませんか?
ウェアーはともかくとして、足元は重要ですからある程度の距離を楽して歩ける靴が1足あると便利です。土日を利用して、長めの距離を歩いてみましょう。

 

ところで、ウォーキングの基本は日常的な習慣にすることです。

通勤時などには、これまでよりも1〜2本早く電車に乗る習慣にして、

ビジネスマンの徒歩通勤

  • 自宅から駅まで歩く
  • 駅から会社まで1駅余分に歩く
  • 就業後も1駅分歩く
  • 自宅へも1駅手前で降りて歩く などと、

多少工夫すれば普段の靴のままでも、
いつでもどこでもできるもっとも手軽な有酸素運動です。

ウォーキングなどの有酸素運動を毎日続けることで、中性脂肪を減らす効果があります。中性脂肪を増やすのも減らすのも、すべてはあなた自身の心掛けです。思い立ったらすぐに行動しましょう。
⇒ ウォーキングに適した靴(今日ではビジネスに適した靴もあります)

 

メタボにならないためにも、ちょっとした工夫をするだけで健康な体が出来上がります。

 

体重を減らして健康を維持するのは簡単ですが、一旦発病してから治すのは大変です。特に中性脂肪が高いことで、脳梗塞や心筋梗塞などの大病となると、発病後の治療やリハビリは非常に大変です。場合によっては、死亡するケースも少なくありません。

 

そんな突然死や重度の障害を抱えた生活の追いこまれない為に、動脈硬化を起こさないよう、そして中性脂肪を高めないよう、しっかり予防をしていきましょう。